電子情報技術産業協会が発表した10月の民生用電子機器の出荷金額は前年同期比10.5%増の2486億円となり、5か月連続プラスとなった。
分野別に見ると、映像機器の国内出荷金額は、1561億円、同8.1%増と5か月連続プラス、音声機器国内出荷金額は、237億円、同18.6%増と5か月ぶりにプラスに転じた。
カーAVC機器国内出荷金額は同13.6%増の688億円と3か月連続プラスだった。
出荷台数では、カーオーディオは、カーステレオ(カセット)が同11.3%減と22か月連続マイナスだったが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは同8.5%増の60万2000台と、プラスに転じた。
カーカラーテレビは同8.8%増の10万2000台と4か月連続プラスとなった。カーDVDは同23.7%増の3万台と16か月連続プラス、カーナビゲーションシステムは同24.4%増の38万3000台と12か月連続のプラスとなった。10月のソース別構成比は、HDD他タイプ(通信端末等含む)が66.3%、DVD-RROMタイプが33.7%だった。
ETC車載ユニットは31万5000台、同9.3%増と2か月連続プラスとなった。