【エコプロダクツ07】トヨタ、緑化事業は単年度で黒字化に

エコカー 燃費
【エコプロダクツ07】トヨタ、緑化事業は単年度で黒字化に
【エコプロダクツ07】トヨタ、緑化事業は単年度で黒字化に 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2007」(13日-15日)にプラグインハイブリッド車をはじめ、エコ関連商品を展示した。

その中で、来場者が意外と思って関心を寄せたのが“芝”である。なんでもこの芝はトヨタが開発したもので、「TM9」と名付けられている。草丈が一般品種の半分以下にしか生育せず、施肥量も半分以下ですむという省管理型コウライシバだ。しかも芝の下にはターフマットをつけ、施工もしやすいようにしてある。

重量も1平方メートルあたり35kgと軽量で、「屋上緑化やベランダの緑化には最適でしょう」とトヨタ関係者は語り、今後、都心の緑化のために販売を徐々に広げていくという。

収益のほうも、バイオ事業全体ではなかなか採算がとれていないが、「緑化事業はある程度確保できている」(同)そうだ。そして子会社のトヨタルーフガーデンは「単年度で黒字化」(同)を達成している。

夏になると、都心はヒートアイランド現象で熱中症が続出するなど、熱対策が省エネの観点からも大きな課題になっている。屋上緑化はその一つの解決策であり、トヨタの芝が脚光を浴びる日が近いかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る