日産「VQ」が10ベストエンジン受賞 14年連続

自動車 ビジネス 企業動向
日産「VQ」が10ベストエンジン受賞 14年連続
日産「VQ」が10ベストエンジン受賞 14年連続 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は、同社の「VQ37VHR」エンジン(3.7リットルV6エンジン)が米国ワーズ社のワーズ「10ベストエンジン」賞を受賞したと発表した。日産のVQエンジンは今回の受賞で、本賞が1995年に開始されて以来、世界で唯一14年連続の受賞となった。

今回の受賞は、米国で販売されているインフィニティ『G37クーペ』に搭載されるVQ37VHRエンジンが評価された。VQ37VHRエンジンは、VVELを採用したエンジンで、日本では日産『スカイラインクーペ』に搭載されている。

VQ37VHRエンジンのVVELは、アクセルペダルの踏み込み量に応じて、エンジンの吸気バルブの作動角とリフト量を連続的に可変制御し、吸気バルブで直接吸入空気量をコントロールする。さらにC-VTCと組み合わせることで、バルブのリフト量・作動角・位相の全てをコントロールすることができ、バルブタイミングとリフト量の自在な制御が可能となる。これにより、吸気抵抗の低減や吸入空気の応答性を飛躍的に向上させ、動力性能の向上と低燃費、クリーンな排出ガスを高次元で両立すると、している。

「10ベストエンジン」賞授賞式は、北米国際オートショー(デトロイトモーターショー)に合わせ、デトロイトで現地時間の2008年1月16日に行われる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る