国土交通省、アルコール・インターロック装置に技術指針案

エコカー 燃費

国土交通省は26日、飲酒運転を防止するためのアルコール・インターロック装置に関する検討会最終報告をまとめ、発表した。

運転者が飲酒状態にある場合に、エンジンを始動できないようにする装置で、最終報告では呼気吹込式アルコール・インターロック装置の技術指針案を示した。

技術指針案は、欧州の技術基準(任意装備)の要件に整合させ、飲酒運転違反者への再犯防止対策として活用する場合の追加的要件として、電子記録要件や再測定に係る要件なども定めた。

また、呼気吹込式以外の飲酒運転防止技術については、検知技術の向上など技術開発の方向性を提示したほか、顔画像とアルコール検知器などを遠隔モニタする運行管理システムと遠隔操作でエンジンをロックできる装置を併せて使用するアイデアも提示した。

義務づけなどを含めた今後の活用方策については、警察庁など関係者間で引き続き検討を進めることが必要だとし、今後の動向やニーズを踏まえて装置の認定制度構築についても検討するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る