【トヨタ パートナーロボット 第2世代】威風堂々、バイオリンを弾く

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ パートナーロボット 第2世代】威風堂々、バイオリンを弾く
【トヨタ パートナーロボット 第2世代】威風堂々、バイオリンを弾く 全 4 枚 拡大写真

トヨタが2007年12月に発表した『パートナーロボット』の発表会場で、パフォーマンスで注目を集めたのはヒューマノイドロボットである「バイオリンロボット」だろう。

【画像全4枚】

イギリスの作曲家、エルガーの「威風堂々」の旋律を、ビブラート付きで朗々と演奏してみせた。弓を持つ右手はバイオリンの弓を適度な圧を保ちながら“ボウイング”させる機能を持ち、弦を押さえる左手の指先には、ビブラートをかけるための指先ピストンとでも言うべき可動式の押さえが装備されている。

もっとも、バイオリンの自動演奏機自体は、昔から様々なタイプのものが存在していた。このバイオリンロボットは、ヒューマノイドにバイオリンを弾かせることができたということ以上の意味合いはあまりない。

トヨタ自身、バイオリン演奏だけでなく、「さらに汎用的に道具を使えるように腕や指の自由度を増やすなど、高機能化へ向けた開発を行う」としている。

トヨタのロボット開発チームはかつて、ロボットだけの楽団を作りたいと語っていた。先行して完成していたトランペットロボットで、金管楽器の目処はついていた。このバイオリンロボットの完成で、弦楽器についてもある程度の技術的見通しが立った格好だ。まだフルート、ピッコロなどのエアリード系木管楽器など難関はあるが、ロボットによるフルオケ編成の夢には一歩前進したと言える。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 復活のホンダ『CB400スーパーフォア』販売快調、約2週間で2700台を受注…一番人気カラーは「ウルフシルバー」
  2. 人気のコンパクトミニバン、トヨタ『シエンタ』に次期型の情報…土曜ニュースランキング
  3. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  4. 【DS N°4 新型試乗】“夢見心地”な気分をたっぷりと味わわせてくれる…島崎七生人
  5. トヨタ『シエンタ』次期型は2027年登場か---新開発1.5Lエンジン搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る