トヨタ自動車は7日、カーナビゲーションと連動してドライバーに一時停止情報を提供し、その後の急ブレーキ操作をアシストする「ナビ・ブレーキアシスト」を世界で初めて開発したと発表した。
「近々発売予定の新型車に採用」としており、18日に発表の新型『クラウン』に搭載するとみられる。
この技術は交差点での出会い頭事故の防止を図る狙い。カーナビ情報を活用して一時停止線の存在を画面と音声で案内、ドライバーが減速しないときには注意喚起し、さらにその後ドライバーがブレーキを踏んだ際に操作をアシストする。
注意喚起までのシステムは昨年9月発売の『マークXジオ』に採用していたが、今回はブレーキアシストの機能まで進化させた。アシストは安全対策上、ドライバーがブレーキ操作した場合のみ作動するようにしたという。
「一時停止情報提供」機能は、アイシン・エィ・ダブリュ、ゼンリン、トヨタマップマスターと共同開発した。