【ニューヨークモーターショー08】スズキ コンセプトキザシ3…握り拳の『グー』

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【ニューヨークモーターショー08】スズキ コンセプトキザシ3…握り拳の『グー』
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2007年のフランクフルトモーターショーで発表されたスズキ『コンセプト・キザシ』、東京モーターショーで発表された『コンセプト・キザシ2』、そして今回のニューヨークモーターショーで発表されたスポーツセダン、『コンセプト・キザシ3』に共通のデザインキーワードは「ダイナミック・アスリート・イン・モーション」だ。

コンセプトキザシシリーズを手掛けてきた四輪デザイン部先行デザイン課長竹内義男氏によると「Dセグメントのクルマとして、他社の同等モデルと比較しても負けない存在感を出してゆこうという思惑で、フロントデザインの堂々とした強い骨格表現をしました」という。

「スズキらしい高性能な走りを予感させる足回りの躍動感と、21インチの大径ホイール&タイヤを活かすためにフレアーの造形を強調するデザインにしました。押し出しのある、骨太の塊感のある造形を目指したのですが、単にツルッとしたワンフォルムではなく、グリルとライトを含むフロント全体がちょうど握り拳の『グー』の様な形状にしたのは、突き進む力強さをイメージしたものです」

「全体的に存在感のあるワイドな印象が出るような造形で、リアもウィング形状が広がり、その下で受けるランプからランプまでの大きなバンパー……。誰でもパッと見た瞬間に目に残る、印象に残るような記号性を残した明快なテーマを示しました」

今回インテリアを見ることは出来なかったのだが、「現時点では市販モデルに向けてのインテリアの詳細は検討中ですが、Dセグメントに相応しいクオリティに仕上げます」とのことだ。

《ケニー中嶋》

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