岡谷鋼機が発表した2008年2月期の連結決算は営業利益が前年同期比6.4%減の146億4400万円と減益だった。
売上高は同6.4%増の8871億6000万円と増収だった。鉄鋼は国内の自動車、産業機械、デジタル家電向けなどが引き続き好調で、輸出も米国向けが減少したものの、アジア向けが好調だった。情報・電気部門は、非鉄金属分野では自動車、デジタル家電向けが堅調に推移、エレクトロニクス分野も車載及び通信機器用半導体が増加した。
損益では、売上原価や販売費、一般管理費の増加などで収益率が悪化、経常利益は同5.8%減の163億1900万円、当期純利益は同11.2%減の82億8500万円と2ケタの減益となった。
2009年2月期の連結業績見通しは、売上高が同3.7%増の9200億円、営業利益が同2.4%増の150億円、経常利益が同2.0%減の160億円、最終利益が同8.6%増の90億円となる見通し。