日産3月期決算…増収増益 グローバル販売台数が過去最高

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日産3月期決算…増収増益 グローバル販売台数が過去最高
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日産自動車は2008年3月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.4%増の10兆8242億円、営業利益が同1.8%増の7908億円となり増収増益となった。売上高営業利益率は7.3%だった。

期中のグローバル販売台数は、同8.2%増の377万台となり、過去最高だった。日本の販売台数は同2.5%減の72万1000台にとどまったが、北米での販売台数は同1.3%増の135万2000台となったほか、欧州も同17.9%増の63万6000台と順調だった。特に好調だったのが一般海外市場で同22.1%増の106万1000台となり、初めて100万台を突破した。

販売台数が伸びたことから売上高も順調に増加した。収益面でも為替変動による162億円の減益効果や原材料高騰、一般管理費の増加などの減益要因はあったものの、販売増やモデルミックスの改善、原価低減がカバーして増益となった。経常利益は同0.7%増の7664億円、最終利益が同4.7%増の4822億円だった。

カルロス・ゴーン社長は「厳しく変化の激しい環境の中でも、日産は高いレベルの業績を達成するまでに十分成長していることを示した」と述べた。

《レスポンス編集部》

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