雨のイタリアGP(14日決勝)でまさかのポール・トゥ・ウィンを達成したスクーデリア・トーロロッソのセバスチャン・ベッテルがレース後喜びを語った。「信じられないよ。レース全体を通して全く問題はなかったよ。マシンは調子よく、作戦もうまく行った」。
「チェッカーを受けた時、頭が真っ白になったよ。ピットに戻る前のウィニングランと表彰式はもう信じられない気持ちでいっぱいだった。人生最良の日だ。一生忘れないよ。チームの全員に心から感謝したい。辛い序盤戦を凌いでここまで来たのだから。もう最高の一言だよ」
「晴れると予想していたから、ローダウンフォースにしていたんだ。そのおかげでライバルたちよりストレートでは速かった。トップに立ち、視界が遮られないって最高だったよ。だからこそヘイキ(コバライネン)にすぐ6秒差を付けることができたんだ。なんて週末なんだろう。ポールポジションを獲り、さらに優勝できるなんてまさにパーフェクトだよ」と喜びを語ったベッテル。
弱冠21歳でグランプリウィナーとなったベッテルはすでに第二のシューマッハーとの呼び声も高い。