【三菱 トッポ 新型発表】三菱の軽ユーザーを取り込むことがひとつの使命

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【三菱 トッポ 新型発表】三菱の軽ユーザーを取り込むことがひとつの使命
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三菱自動車工業が17日に発表した新型『トッポ』は、ダイハツ『ムーヴコンテ』やスズキ『ワゴンR』など、競合他社の相次ぐ新型発表と同時期にリリースされた。しかし、月販2000台目標という数字にも表れるように、先代『トッポBJ』からの乗り換えユーザーを手堅く取り込まなければならないという使命をこのクルマは持ちあわせている。

発表会でのプレゼンテーションでは、子供1人を連れて新型トッポに乗り込む30代女性ユーザーのワンシーンが再現された。そこでは、「運転席ドア限定アンロック機能」や窓ガラスによるはさみ込み防止機能である「セーフティ機構付パワーウインドウ」が紹介され、先代トッポにはない高機能装備とターゲットユーザーが明示されていた。

同社、国内営業企画本部・商品計画部の上原淳氏は、新型トッポのユーザー像について、「基本的には女性を狙っている。まず、トッポBJを乗っている人がメインのターゲットで、女性の30 - 40代、続いて50 - 60代だ。男女比は4対6ほどで、基本的に軽自動車全体のそれと大きく変わらない」と語った。

いっぽうで上原氏は「先代や『eKワゴン』、『ミニカ』などからの乗り換え組が8割ぐらいとみている。(残りの)2割は、新規ユーザーに加え、『ディンゴ』『グランディス』といった、登録車からのダウンサイジングを考える人たちも含まれる」と述べ、同社の軽ユーザーをまず取り込みながらも、同社ミニバン系から乗り換えを考えるユーザーも視野に入れていることを明らかにした。

ライバル勢が次々とリニューアルする中、新型トッポは、三菱の軽ユーザーが他社へ奪われるのを防ぐ杭としての役目もあるようだ。

《レスポンス編集部》

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