凍結路面でスリップ 大型トレーラーが軽と衝突

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9月28日早朝、北海道北見市内の国道39号を走行中の大型トレーラーが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。軽乗用車は大破炎上し、乗っていた4人が死傷している。

北海道警・北見署によると、事故が起きたのは9月28日の午前5時55分ごろ。北見市留辺蕊町富士見付近の国道39号で、走行中の大型トレーラーが対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車1台と接触した後、30歳女性が運転する軽乗用車と正面衝突した。

軽乗用車は衝突によって大破し、直後に炎上。運転していた女性は足などを挟まれ、車外に脱出することができずに焼死。助手席に同乗していた25歳の女性と5歳の女児は内臓破裂や骨折で重体。後部座席に同乗していた15歳の女子中学生も頭部骨折の重傷を負った。警察はトレーラーを運転していた48歳の男を自動車運転過失致死傷の現行犯で逮捕している。

現場は石北峠の頂上付近で、片側1車線の緩やかなカーブ。路面はシャーベット状に凍結していたという。トレーラーは夏タイヤを装着したままで、逮捕された男は「ハンドルもブレーキも効かなくなった」などと供述しているという。警察ではスリップが事故の主因と推測。検証を進めている。

《石田真一》

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