衝突後に路外転落で見当たらず---ひき逃げを否認

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今年4月、佐賀県佐賀市内の市道で、路肩を歩いていた4歳の男児がクルマにひき逃げされた事件について、佐賀県警は1日、吉野ヶ里町内に在住する51歳の男をひき逃げ容疑で書類送検した。ひき逃げについては容疑を否認しているという。

佐賀県警・諸富署によると、事故が起きたのは今年4月1日の午後5時5分ごろ。佐賀市川副町小々森付近の市道で、路肩を歩いていた4歳の男児が後方から進行してきたクルマにはねられた。男児は道路脇の斜面から滑落し、打撲などの軽傷を負った。

クルマはそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故翌日になって「事故が起きた時間帯に通った」と名乗る51歳の男が警察に出頭してきた。捜査の結果、目撃証言と車種が一致したため、男が容疑に関与したと判断し、1日までに自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で書類送検している。

調べに対して男は「何かに当たった音には気づいて停車した」と供述。衝突については容疑を概ねで認めているが、「何も異常が見当たらないので再発進した」として、ひき逃げ容疑については否認している。

《石田真一》

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