【レクサス IS-F 試乗】乗り心地にもうひと頑張り…松下宏

試乗記 国産車
【レクサス IS-F 試乗】乗り心地にもうひと頑張り…松下宏
【レクサス IS-F 試乗】乗り心地にもうひと頑張り…松下宏 全 6 枚 拡大写真

V8エンジンの発生する311kWのパワーは半端ではない。しかも吹き上がりはまさに一直線というくらいに滑らかで、回転の上昇に合わせてパワーが盛り上がっていく自然吸気エンジンならではのフィールが特筆モノ。回転の上昇に合わせて高まるエンジン音や排気音はドライバーの心を高揚させる。

世界初の8速スポーツダイレクトシフトと呼ぶ新トランスミッションもデキがよい。

Dレンジで走るときには極めて滑らかなフィールの『LS』用8速ATと同じ感覚で走らせることができ、Mモードを選べばシフトレバーかステアリングの裏側のパドルを操作することによって極めて素早い変速が可能。

変速時にはショックが感じられるが、そのきびきびした変速フィールはスポーツセダンにふさわしいもの。シフトダウン時にはブリッピングも入って、気持ちよく走らせることができる。

足まわりは相当に硬めのチューニングで、乗り心地にはもうひと頑張りがあってよい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★

松下宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る