【スバル インプレッサWRX STI 試乗】2ペダルほしい…松下宏

試乗記 国産車
【スバル インプレッサWRX STI 試乗】2ペダルほしい…松下宏
【スバル インプレッサWRX STI 試乗】2ペダルほしい…松下宏 全 6 枚 拡大写真

『インプレッサ』自体が高いシャシー性能を持つクルマに生まれ変わったことで、「WRX STI」はその性能を生かして極めて高い操縦安定性を確保すると同時に優れた乗り心地を確保している。

少々路面が荒れたワインディングでも、しっかり路面をとらえた走りを見せるのがとくに評価できるポイントで、シンメトリカルAWDの素性のよさに加えて高いシャシー性能を得たことで、走りは大きく向上した。

エンジンのパワーアップが図られて動力性能も文句のないものだが、トランスミッションが6速MTだけの設定というのはやや弱点となる。2007年にデビューした『GT-R』も『IS-F』、『ランエボX』も、2ペダルでスポーティな走りを実現しているからだ。

インプレッサでは後席中央に3点式シートベルトやヘッドレストが装備されていなかったが、WRX STIからは標準装備されるようになったのは評価できる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア・居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る