日本自動車工業会が発表した2008年上期(1 - 6月)の日系自動車メーカーによる海外生産台数は前年同期比6.8%増の623万2099台と順調に推移した。
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダやスズキなどがアジアなどの新興市場で生産台数を増やしたのが主因だ。
地域別では、最も生産台数の多いアジアが同18.2%増の251万6010台と大幅に増えた。欧州も旧東欧やロシアで増加、同6.8%増の107万2223台だった。中南米も同6.2%増の45万6401台と伸びた。
新車需要全体の低迷が深刻な北米は同4.6%減の197万8703台と200万台を割り込んだ。