NTN中間決算、軸受け好調ながら鋼材価格アップなどで増収減益

自動車 ビジネス 企業動向

NTNが発表した2008年9月中間期の連結決算は、売上高がSNR社を子会社化したこともあって前年同期比22.8%増の3206億0700万円となった。
 
自動車向けの軸受けは米国で低迷したものの、欧州や中国、日本が好調で大幅増収だったほか、精密機器商品も順調だった。等速ジョイントは中国で新規受注があったが、欧米の需要低迷の影響を受けて売上げはマイナスとなった。
 
損益では、営業利益が鋼材価格上昇や為替の影響で同18.7%減の197億1000万円、経常利益が同8.2%減の195億6800万円と減益だった。
 
当期純利益は投資有価証券評価損や事業再編費用を計上、同34.9%減の85億3500万円となった。
 
通期業績見通しは売上高が同10.1%増の5880億円、営業利益が同36.5%減の315億円、経常利益が同34.1%減の285億円、当期純利益が同49.0%減の140億円と増収減益となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る