【アウディ A4 試乗】A6を食ってしまうのではないか…木下隆之
試乗記
国産車

走りは相変わらずいい。軽快なステップを踏むのだ。先代よりもさらに前後重量配分が改善されたから、軽快感はさらに強調される事になった。
試乗した1.8リットルエンジンはともかく素晴らしい。トルクのツキから回転に比例した躍動感にいたるまで、欠点は見当たらない。
気になるのは、発進を繰り返すような場面でCVTがぎくしゃくする事、やや路面からの突き上げを食らう事か……。ともかくいいクルマですね。
木下隆之|モータージャーナリスト
プロレーシングドライバーにして、大のクルマ好き。全日本GT選手権を始め、海外のレースでも大活躍。一方でカー・オブ・ザ・イヤー選考委員歴は長い。『ジェイズな奴ら』を上梓するなど、作家の肩書きも。