日産自動車が発表した11月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比33.7%減の22万2212台と大幅マイナスとなった。
国内生産は同35.6%減の7万9649台と落ち込んだ。国内販売、輸出ともに低調だったため。
国内販売は同22.8%減の4万1584台と不振だった。軽自動車は前年を上回ったものの、登録車が落ち込んだ。
輸出は同30.2%減の5万2591台と大きく落ち込んだ。欧州向けは同11.6%増となったものの、北米向けが同50.3%減となった。
海外生産は、米国が同60.2%減、スペインが同84.0%減、英国が同33.6%減となるなど、軒並み大幅マイナスで同32.5%減の14万2563台にとどまった。ただ、中国は同39.1%増と好調な伸びを維持している。