BMWは5日、『X6』の高性能バージョン、「X6M」の開発テストの模様を動画共有サイトで公開した。『M3』、『M5』、『M6』を手がけるBMWのM部門が、X6に驚異的なパフォーマンスを与えている。
X6Mの心臓部には、「Xドライブ50i」用の4.4リットルV8ツインターボを専用チューンしたユニットが収まる。そのパワー&トルクは5.0リットルV10を積むM5やM6を凌駕すべく開発されているという。
関係者によると、X6Mの最大出力は536ps、最大トルクは71.4kgmが目標。M5やM6に対して、最大出力は30ps、最大トルクは18kgm上回る。0-100km/h加速5秒以下、最高速度250km/h(リミッター作動)という、スポーツカー顔負けの運動性能を実現している模様だ。
公開中の動画は、ドイツのBMWテストコースで開発中のX6Mを紹介。正式デビューは2009年後半が見込まれている。