【日産 GT-R スペックV】180cm+・90kg+…お尻がシートにハマらない?

自動車 ニューモデル 新型車
【日産 GT-R スペックV】180cm+・90kg+…お尻がシートにハマらない?
【日産 GT-R スペックV】180cm+・90kg+…お尻がシートにハマらない? 全 8 枚 拡大写真

特徴の「マルチパフォーマンス」の一部分を切り捨てて、さらに走りを追求したという、日産『GT-R スペックV』。イメージ的に余裕のなさそうな車内の上、乗る人を選びそうな専用カーボンバケットシートなど、大柄な人が問題なく乗れるのかどうか気になるところ。180cm+・90kg+の巨漢記者が身体で実測してみた。

ディメンションはノーマルのGT-Rと同じスペックV。ただし、もとから車高が1370mmしかないため、乗り込む時は座高が約1mある記者だと頭をぶつけそうに見える。しかしシート高自体が低いので、思ったよりすんなりと乗り込めるようだ。座ってしまえば狭いようなことはなく、高さも横幅も空間的に気になることはなかった。

ステアリングポジションに関しても特にヒザ周りと干渉するようなこともなさそうで、無理せずドライビングできそう。足下も普通にスペースがある。なお、フロントウィンドウからの眺めはさすがに上下に狭さを感じ、視点も低い。

気になったのは、やはりスペックV専用に開発されたカーボンバケットシート。正直、記者のお尻はサイズが大きいようで、ハマっていない感じがするのだ(ノーマルのGT-Rに乗った時にはあまり感じなかった)。可能ならもう少し大きいサイズも用意してもらいたいところだが、これでも大丈夫なのだろうか。

なお、シートはカーボン製といっても、当たり前だが素材剥きだしでガチガチに硬いわけではない。シートバックの角度調整を簡単に行えない点は、走りを追求した設計なので仕方がないのだが、少し不便に感じてしまう。つまみを一生懸命回して角度を少しずつ変えていくという仕組みである。

助手席は、やはりスペックV専用カーボンバケットシートなので、大柄だとお尻がハマらない感じがするはず。ただし、頭上も足下も左右幅もスペース的にはどこにも問題を感じないので、普通に走っている分には意外と楽に座っていられそうだ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る