リンスピード…形が変わるエコスポーツ、走る!!

自動車 ニューモデル 新型車
リンスピード…形が変わるエコスポーツ、走る!!
リンスピード…形が変わるエコスポーツ、走る!! 全 4 枚 拡大写真

スイスのチューナー、リンスピード社は16日、コンセプトカーの『iChange』(アイ・チェンジ)を発表した。動画共有サイトでは、その走行シーンを収めたPR映像を公開している。

アイ・チェンジは環境に優しいEVスポーツカーで、そのハイライトは世界初の乗車定員に合わせて変化するボディにある。基本は1名乗りだが、運転席のボタン操作によってガラス製キャノピーのリアエンドが上昇。運転席の後部に2名乗れるスペースが出現する。ボディサイズは全長4280×全幅1800×全高1035mm、ホイールベース2385mmとコンパクトだ。

モーターは最大出力204ps、最大トルク37.7kgmを発生。2次電池はリチウムイオンで、充電は3時間で完了。最大航続距離は90kmを想定している。アルミなど軽量素材を使用したコンポジットボディは車重1050kg。スバル『インプッサWRX』ベースの6速MTと組み合わせられ、0 - 100km/h加速4.2秒、最高速度220km/hというスポーツEVにふさわしいパフォーマンスを誇る。

室内は中央に運転席、その後部に2つの後席が並ぶ3シーターレイアウト。シートをはじめ内装材にはウールを使用し、リサイクルに配慮している。ルーフにはシャープ製のソーラーパネルを装備し、バッテリーの充電を行うと同時に、エアコン用の電力も供給する。

アイ・チェンジは3月3日に開幕するジュネーブモーターショーで披露されるが、市販予定はないとのこと。PRビデオを見る限り、その走りの完成度は市販レベルに達しているだけに、残念だ。 

このPRビデオは動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る