日本飛行機、縦軸型風力発電装置を昭和基地導入に向け試験へ

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川崎重工グループの日本飛行機は31日、情報・システム研究機構国立極地研究所(極地研)向けに、出力20kWの縦軸型風力発電装置を納入した。

この装置は、商用初納入となる自社開発の縦軸型風力発電装置で、日本飛行機が極地研から昨年10月に受注し、秋田県にかほ市の仁賀保高原風力発電所に隣接する市有地に設置したもの。今後、極地研により、南極昭和基地での環境保全、化石燃料消費量削減を目的とした自然エネルギー利用の一環として、同基地への設置に向けた国内試験を実施する予定。
 
縦軸型風力発電装置は、日本飛行機がこれまで航空機メーカーとして培ってきた設計製造技術を生かして開発した小型の風力発電装置で、ビルなどの建物の屋上や公園、駐車場、港湾など、都市部への設置に適した多くの特長を持つ。

《レスポンス編集部》

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