日産 フェアレディZロードスター 新型…スムーズなオープン機構

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日産 フェアレディZロードスター 新型…スムーズなオープン機構
日産 フェアレディZロードスター 新型…スムーズなオープン機構 全 5 枚 拡大写真

北米日産は8日、ニューヨークモーターショーで新型『370Zロードスター』(日本名『フェアレディZロードスター』)を発表。動画共有サイトでは、新型のPRビデオが公開されている。

新型の大きな特徴が、完全自動式のソフトトップ。現行型ではラッチを解除する必要があるが、新型はセンターコンソールのスイッチを押すだけの簡単さで、約20秒でルーフの開閉作業は完了する。さらに新型は、運転席側ドアハンドルにもルーフの開閉ボタンを設け、車外からも開閉操作ができるように配慮されている。

ファブリック製ソフトトップは、インナーライナー付きで、優れた遮音効果を発揮。ガラス製リアウインドウは、現行型よりも面積を拡大し、後方視界を高めた。キャビン後方には、Zのロゴ入りガラス製ウインドディフレクターを装備。高速走行時の風の巻き込みを低減する。オープン化に伴って、Aピラーとサイドシルには補強材が入れられ、ボディ剛性の引き上げが図られた。

エンジンはクーペと共通のVQ37VHR型3.7リットルV6で、北米仕様は最大出力332ps/7000rpm、最大トルク37.3kgm/5200rpm。トランスミッションもクーペ同様、6速MTとパドルシフト付き7速ATを用意する。6速MTには「シンクロレブマッチ」システムを採用。これはオプションの「スポーツパッケージ」に設定されるもので、ボタンを押せばレブマッチモードとなり、シフトアップ&ダウン時に、エンジン回転数を合わせてくれる。

新型ロードスターは北米では今夏、販売開始。クーペと同様に、コンパクトで軽くなったボディにパワフルな3.7リットルV6エンジンを搭載。その走りには十分期待できそうだ。

新型の実力の高さを予感させるPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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