不審車追跡のパトカー、進路を譲った前走車に追突

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4月28日午後、高知県高知市内の国道32号で、不審車両を追跡中のパトカーが前走車に追突する事故が起きた。警察ではパトカー側の前方不注意が事故の主因とみて、運転していた警官から事情を聞いている。

高知県警・高知南署によると、事故が起きたのは4月28日の午後3時50分ごろ。これに先立つ午後3時40分ごろ、高知市梅ノ辻付近をパトロールしていた同署員が路上駐車していた不審な乗用車を発見。職務質問しようと接近したところ、クルマが急発進した。

クルマはスピードを上げ、国道32号を逃走。パトカーは追跡を開始したが、高知市本町付近で進路を譲ろうとした前走車に追突する事故を起こした。双方のクルマが中破。被追突側のクルマに乗っていた女性3人が打撲などの軽傷を負った。

逃走車両は応援要請を受けて合流していた別のパトカーが追跡を続行し、運転していた男性は高知市新田町付近で確保されている。警察ではパトカーを運転していた52歳の警部補から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は中央に路面電車の軌道を挟み、片側2車線。パトカーはサイレンと赤色灯を使用した緊急走行状態だった。進路を譲られた直後に加速したが、前走車が路肩に向かうタイミングが遅れたため、右後部に追突したようだ。警察では警部補の前方不注意と見込み運転が事故の主因とみている。

《石田真一》

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