【BMW Z4 試乗】スポーツカーの新たなカテゴリー…こもだきよし

試乗記 国産車
【BMW Z4 試乗】スポーツカーの新たなカテゴリー…こもだきよし
【BMW Z4 試乗】スポーツカーの新たなカテゴリー…こもだきよし 全 13 枚 拡大写真

新型『Z4』は、2シーター“ライトウエイト”スポーツカーから、2シーター“ラグジュアリー”スポーツカーに変身した。

走り始めてすぐに判るのが快適性だ。スポーツカーだから乗り心地が悪いと思ったら大間違い。凸凹でも硬さはなく、とてもしなやかに走る。もうランフラットタイヤに文句をいう人はいなくなるだろう。

スペインで乗ったツインターボの「35i」はパワフルで、グイグイ加速する感じが気持ちいい。7速DCTがダイレクトにパワーを伝えるのもスポーツカーらしさだ。パワーに負けないサスペンションも備える。

BMWらしく前後の重量配分は50対50を目指しているからコーナリング性能は高く、重心の低さがZ4のポテンシャルを引き上げている。ノーマルとスポーツの2種類を選べ、ワインディングロードやサーキットでのハンドリング性能も不満はない。

カッコイイ。乗り心地かいい。運転して愉しい。新しい2シータースポーツカーのカテゴリーを新型Z4が創った気がする。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

こもだきよし|モータージャーナリスト
クルマ好きというより運転が好きなモータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、BMWドライバー・トレーニングのチーフインストラクター、JAF交通安全委員会委員、警察庁各種懇談会委員などを務める。

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る