【BMW Z4 試乗】スポーツカーの新たなカテゴリー…こもだきよし

試乗記 国産車
【BMW Z4 試乗】スポーツカーの新たなカテゴリー…こもだきよし
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新型『Z4』は、2シーター“ライトウエイト”スポーツカーから、2シーター“ラグジュアリー”スポーツカーに変身した。

走り始めてすぐに判るのが快適性だ。スポーツカーだから乗り心地が悪いと思ったら大間違い。凸凹でも硬さはなく、とてもしなやかに走る。もうランフラットタイヤに文句をいう人はいなくなるだろう。

スペインで乗ったツインターボの「35i」はパワフルで、グイグイ加速する感じが気持ちいい。7速DCTがダイレクトにパワーを伝えるのもスポーツカーらしさだ。パワーに負けないサスペンションも備える。

BMWらしく前後の重量配分は50対50を目指しているからコーナリング性能は高く、重心の低さがZ4のポテンシャルを引き上げている。ノーマルとスポーツの2種類を選べ、ワインディングロードやサーキットでのハンドリング性能も不満はない。

カッコイイ。乗り心地かいい。運転して愉しい。新しい2シータースポーツカーのカテゴリーを新型Z4が創った気がする。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

こもだきよし|モータージャーナリスト
クルマ好きというより運転が好きなモータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、BMWドライバー・トレーニングのチーフインストラクター、JAF交通安全委員会委員、警察庁各種懇談会委員などを務める。

《こもだきよし》

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