NTN 09年3月期決算…最終赤字 原材料価格高騰などで収益悪化

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NTNが13日に発表した2009年3月期の連結決算は、最終損益が89億8500万円の赤字となった。原材料価格高騰などで収益が悪化したのに加え、製品補償引当金繰入額や関係会社整理損、事業再編費用などを計上したため。

売上高は前年同期比1.3%減の5270億9900万円と微減だった。SNR社の連結子会社化による販売増が寄与したものの、自動車メーカーからの受注減退や為替換算による変動が影響した。

収益では鋼材価格の上昇や為替差損の影響で、営業利益が同80.9%減の94億7800万円、経常利益が同79.8%減の87億3100万円と大幅な減益となった。
 
今期の業績見通しは売上高が同11.8%減の4650億円、営業利益が同20.9%減の75億円、経常利益が同77.1%減の20億円、最終利益が5億円と最終黒字転換を予想。

《レスポンス編集部》

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