GSユアサコーポレーションが発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比20.1%増の142億7600万円と増益となった。
売上高は同6.7%減の2834億2100万円と減収となった。経常利益が同16.1%増の109億7900万円、最終利益が同189.7%増の42億2800万円と大幅増益となった。
第3四半期以降、国内自動車電池を中心に急激に需要が減少した。収益では主要原材料である鉛価格が下落したほか、合理化効果などで営業増益となった。
今期の業績見通しは、売上高が同15.3%減の2400億円、営業利益が同51.0%減の70億円、経常利益が同54.5%減の50億円、最終利益が同40.9%減の25億円と一転して減益となる見通し。