損害保険ジャパンは、同社子会社のヤスダ・セグロス(南米安田)を通じて、ブラジルの保険会社マリチマ・セグロス社の普通株式50%を取得することを、マリチマ社とマリチマ社の主要株主と合意した。
マリチマ社は、収入保険料規模でブラジル第10位の保険会社。なお、今回の株式取得価額は最大で3億3600万レアル(約144億円)を見込んでおり、これは同社グループによる海外の保険会社への出資では過去最大規模となる。
損保ジャパングループは、ブラジルでの高いブランド力、ブローカー・銀行といった強固な販売網を持つマリチマ社に出資することで、今後市場の発展が期待される南米地域での事業拡大を目指す。