ブガッティ ヴェイロン のオープン仕様、生産開始

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ブガッティ ヴェイロン のオープン仕様、生産開始
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ブガッティは26日、『ヴェイロン16.4グランスポーツ』の生産を、フランス・モルスハイム工場で開始したことを明らかにした。同時にメディアや顧客向けの試乗イベントを開催している。

『ヴェイロン16.4』は、2005年の東京モーターショーで生産モデルを初公開。8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを発揮する。強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速度407km/hのモンスターぶりを見せつけた。最高速度407km/hは、2005年当時の世界最速記録である。

そのオープン仕様として企画されたのがグランスポーツで、2008年夏のペブルビーチ・コンクールドエレガンスにおいてデビューを飾った。オープン化に当たってボディの補強は徹底的に行い、剛性をアップ。軽量なカーボン素材も積極採用された。

ルーフは脱着式で、ルーフを固定した状態ではクーペと同じ最高速407km/hを実現。オープン状態でも360km/hの最高速を誇る。また、急な雨などに対応して簡易タイプのソフトトップを備え、この状態でも130km/h走行を可能にしている。

グランスポーツは、7月からデリバリーが開始され、価格は140万ユーロ(約1億8600万円)。限定150台を生産するが、すでに50台は既存のブガッティオーナーがオーダー済みで、新規顧客から30台分のオーダーを獲得しているという。ちなみに第1号車は、昨年夏のペブルビーチでチャリティオークションにかけられ、319万ドル(約3億0500万円)で落札されている。

《森脇稔》

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