ベストニューエンジン2009…ポルシェ911の3.8リットルが受賞

自動車 ビジネス 企業動向
ベストニューエンジン2009…ポルシェ911の3.8リットルが受賞
ベストニューエンジン2009…ポルシェ911の3.8リットルが受賞 全 13 枚 拡大写真

英国のUKIPメディア&イベント社は17日、ドイツ・シュツットガルトで開催された「エンジンエキスポ2009」において、「インターナショナルエンジンオブザイヤー2009」を発表した。その中の「ベストニューエンジン」には、ポルシェ『911』シリーズの3.8リットル水平対向6気筒が選出された。

エンジンオブザイヤーはクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が11回目。6月17日時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている車種のエンジンを対象に、世界32か国65名のジャーナリストが投票を行い、各賞を決定した。

ベストニューエンジンの結果は以下の通り。

1. ポルシェの3.8リットル水平対向6(144点)…911カレラSなど
2. BMWの3.0リットル直6ツインターボディーゼル(122点)…730dなど
3. BMWの4.4リットルV8ツインターボ(120点)…X6など
4. ジャガーの5.0リットルV8スーパーチャージャー(112点)…XKRとXFR
5. メルセデスベンツの2.2リットル直4ツインターボディーゼル(107点)…Eクラスなど
6. アウディの2.0リットル直4ターボ「TFSI」(107点)…A5など

ポルシェ911の3.8リットル水平対向6気筒は、直噴化やバリオカムプラスの導入により、旧3.6リットルよりも30psパワーアップし、385psを発生。CO2排出量は15%低減している。ポルシェにふさわしいパワーを備えながら、優れた環境性能を実現した点が評価された。

審査員のひとり、マーク・ノーデルース氏は、「400psに迫るパワーを考慮すると、驚きの燃費性能。自然吸気エンジンの最高傑作」と賞賛している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る