【SUPER GT 第4戦】決勝…次代の日産エース 安田、GT-R で熱暑のセパンを制す

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【SUPER GT 第4戦】決勝…次代の日産エース 安田、GT-R で熱暑のセパンを制す
【SUPER GT 第4戦】決勝…次代の日産エース 安田、GT-R で熱暑のセパンを制す 全 9 枚 拡大写真

SUPER GTの第4戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が、20 - 21日にマレーシア・セパンサーキットで開催された。GT500クラスの優勝は、ロニー・クインタレッリ/安田裕信組の3号車「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」。

GT300クラスは、ウェイトハンデに関する車両規定違反で予選タイム抹消となり、最後尾スタートとなった加藤寛規/吉本大樹組の2号車「I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden」。大逆転の優勝をなし遂げた。
<!-- yahoo_link_text -->
予選は、GT-R勢がフロントローを独占。本山哲/ブノワ・トレルイエ組の1号車「MOTUL AUTECH GT-R」がポール、3号車が2番手だ。1号車は40kgのウェイトを積んでいるがセパンは影響が出にくいこと、そして熱中症対策としてGT-R勢に搭載された新兵器のエアコンが功を奏したようだ(レース車両は、エアコンは搭載されないのが常識)。

しかし、決勝で1号車はミッショントラブルでピットスタートとなり、優勝争いから戦線離脱となった。レースはロニー・クインタレッリの3号車を先頭にスタート。それを小暮卓史の乗る18号車「ROCKSTAR 童夢 NSX」(パートナーは道上龍)が追撃するが、3号車は2秒のマージンを保ちながらコンスタントに周回を重ねていく。

3号車がピットインしたのは30周目。交代した安田は、実質的なトップのままレースに復帰する。18号車も道上にスイッチするが、セバスチャン・フィリップの12号車「IMPUL カルソニック GT-R」(パートナーは松田次生)に追突されスピン、結果的に1周遅れの12位となった。代わって3号車を追ったのは、井沢拓也の8号車「ARTA NSX」(パートナーはラルフ・ファーマン)。

しかし、同じ若手の塚越広大の17号車「KEIHIN NSX」(パートナーは金石年弘)との同門対決で後塵を拝することに。18号車の脱落に加え、この2位争いが結果的に3号車を助け、20秒近いマージンを持って余裕の快勝をした。

ロニー・クインタレッリは通算2勝目、GT500クラス初年度の安田は早くも嬉しい初勝利。2位は17号車、3位は8号車となっている。

次戦、第5戦「SUGO GT 300km RACE」は、7月25 - 26日にスポーツランドSUGOで開催される。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. 日産株主総会、社外取締役留任などへの批判噴出、「日産愛」の株主の“はけ口”に[新聞ウォッチ]
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る