シトロエン C3 新型…巨大なフロントガラス

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シトロエン C3 新型…巨大なフロントガラス
シトロエン C3 新型…巨大なフロントガラス 全 9 枚 拡大写真

シトロエンは29日、欧州で新型『C3』を発表した。個性的で高いクオリティを発揮する内外装、クラス最大級の室内空間、環境性能の高いエンジンなど、欧州Bセグメントで最高の商品力を備える5ドアハッチバックとして開発された。

【画像全9枚】

初代C3は2002年にデビュー。当初は5ドアハッチバックのみだったが、途中、2ドアオープンの『プルリエル』が加わった。初代の世界累計販売は、約200万台を記録している。

新型のハイライトといえるのが、巨大なフロントウィンドウだ。「Zenith」(天頂)と名づけられたウインドスクリーンは、ルーフ部分にまでフロントガラスが回りこんでいるのが特徴。パノラマルーフに迫る抜群の開放感を提供する。シトロエンによると、前席からの視界は最大で80度広がるという。もちろん、太陽光や紫外線対策も施されており、窓面積が増えることに起因するロードノイズなどのNVH対策にも、徹底的に取り組んでいる。

外観は、明確な面構成とスムーズなラインを採用。フロントマスクは、2010年リリース予定の新型『DS3』(現時点ではコンセプトカー『DSインサイド』)との関連性が感じられる。ボディサイズは全長3940×全幅1710mmで、初代よりも約120mm長く、約50mmワイド。最小回転半径は5.1mと、取り回し性は良好だ。

室内もDSインサイドで提案した手法を導入。ツートンの「サーモコート」を施したダッシュボード、サテングレーまたは光沢アルミのトリムパネルが高い質感を演出する。室内空間は大人4名がくつろげる広さを確保。トランク容量は300リットル(VDA計測値)と充分で、コンソール、グローブボックス、センターアームレスなどには、収納スペースが豊富に設けられた。

新型は環境性能も高い。エンジンは1.6リットル直4ディーゼルの「HDi90DPFS」(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター・システム)が、その筆頭。CO2排出量は99g/kmとクラストップレベルだ。さらにシトロエンは、2011年までに新世代の直3ディーゼルを投入予定。5/6速2ペダルMTと進化したアイドリングストップ機能を組み合わせ、CO2排出量は90 ‐ 95gと環境負荷がいっそう低減される。

新型C3は、9月のフランクフルトモーターショーで正式デビューを飾り、欧州では11月から販売がスタート。フランスのオールネイとポワシーの両工場で生産される。フォード『フィエスタ』、ルノー『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)などにとっては、強力なライバルの出現だ。

《森脇稔》

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