メルセデスベンツ SLR スターリングモス…究極の走り

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ SLR スターリングモス…究極の走り
メルセデスベンツ SLR スターリングモス…究極の走り 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーは27日、メルセデスベンツ『マクラーレンSLR』の最終限定モデル、「スターリングモス」のPRビデオを制作し、動画共有サイトで公開した。

SLRスターリングモスは、1月のデトロイトモーターショーで正式発表。1955年のミッレミリアで優勝を果たした伝説のマシン『300SLR』がモチーフで、その時のドライバー、スターリング・モスの名前が冠された。この限定車は既存のSLRのエンジン&シャシーをベースにしながらも、ボディは完全新設計。とくに軽量なフルカーボンボディを採用している点が注目できる。

ドライバーの正面にはウインドスクリーンがなく、サイドウインドウもないスピードスターボディ。小さなドアはガルウイング方式で上方に開く。そして、ドライバーの後方にはツインドーム…、と300SLRの特徴が見事なまでに再現されている。

エンジンは2008年10月に発表された「722エディション」と共通。AMGの手による5.5リットルV8スーパーチャージャーは、最大出力650ps、最大トルク83.6kgmを発生する。この強心臓が722エディションよりも約300kg軽いフルカーボンボディと組み合わせられるのだから、動力性能は驚異的だ。

0 - 100km/h加速は722エディションよりも0.2秒速い3.5秒、最高速度は15km/h上回る350km/hに到達する。乗員は当然、ヘルメット着用が必須。カーボンセラミックブレーキ、格納式のエアブレーキも標準装備され、サイドマフラーはSLRとは異なり、エンジンすぐ横のフェンダーに配置される。

SLRスターリングモスは限定75台が生産され、価格は75万ユーロ(約1億円)。SLRの有終の美を飾るスピードスターのサーキット走行映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る