【アウディ A5カブリオレ 試乗】ラグジュアリーな雰囲気…松下宏

試乗記 国産車
【アウディ A5カブリオレ 試乗】ラグジュアリーな雰囲気…松下宏
【アウディ A5カブリオレ 試乗】ラグジュアリーな雰囲気…松下宏 全 7 枚 拡大写真

『A5』に搭載されるV型6気筒3.2リットルエンジンは、オープンボディによる重量増を問題にしないだけの実力を持つ。7速Sトロニックとの組み合わせも上々で、芦ノ湖スカイラインのワインディングを楽しく走らせることができた。  

【画像全7枚】

オプション装着されていたアウディドライブセレクトでダイナミックを選択して走れば、足回りを始めエンジンの吹き上がりやトランスミッションの変速スケジュールがよりスポーティなものになるが、A5 カブリオレに似合うのはオートモードだ。乗り心地に優れたラグジュアリーな雰囲気の走りが楽しめる。  

ルーフを開けて走ったときの風の巻き込みは少なく、ルーフを閉じて走ったときの静粛性も不満のないレベル。800万円級のオープンカーはよほど余裕のある人でないと買えないが、買える人にはBMW『335iカブリオレ』や『Z4』などと比べて選ぶ意味のある存在といえる。  

■5つ星評価 
パッケージング:★★★ 
インテリア/居住性:★★★ 
パワーソース:★★★★ 
フットワーク:★★★★ 
オススメ度:★★★  

松下宏|自動車評論家 
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る