小型化でカブに搭載可能になったAT

自動車 ニューモデル 新型車
小型化でカブに搭載可能になったAT
小型化でカブに搭載可能になったAT 全 8 枚 拡大写真

8日に発表されたホンダの二輪車用オートマチックトランスミッション「CVマチック」。このシステムは、2010年にアセアン地域で発売するカブタイプの二輪車に登載される予定。現在、世界中の人々の「脚」として愛されている『カブ』が、フルオートマチックに生まれ変わるのだ。

【画像全8枚】

開発に気を使ったのは「徹底的な小型化と耐久性」と、本田技術研究所二輪R&Dセンター 主任研究員 CVマチック開発責任者・鍋谷真氏は語る。

オートマチックトランスミッションは、スクータータイプの二輪車に多く採用されているが、エンジンのサイズはMT系のエンジンと比較すると大きい。これでは自由な車体設計が行なえず、カブ系のフレームには登載不可能だった。しかし、今回発表した「CVマチック」は、ドライブプーリーとドリブンプーリーの軸間を約半分に短縮化したことにより、エンジンサイズの小型化に成功した。

ふたつのプーリー間を短くすると、新たな問題が発生する。それは、Vベルトの屈曲回数が増え、プーリーの摩擦熱が高くなってしまうところだ。「CVマチック」の対応策は、変速機室内の導風構造とベルトの材質にある。

吸気ダクトから入った冷却風は、導風プレートによって変速機室内全体を冷まし、排気ダクトから排出される。この技術は特許出願中とのこと。また、吸・排気ダクトを変速機室上部に取り付けたことにより、冠水道路走行時に水が入りにくい構造になっている。未舗装路が多いアセアン地域のユーザーには歓迎されるだろう。

《佐藤隆博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 走りが変わる! トヨタ『ヤリスクロス』次期型は新開発直4を搭載!? 新型キックスとガチンコ対決
  2. トヨタ『ハイエース』次期型はハイブリッドで2026年末登場か?…4月のスクープ記事ベスト5
  3. モデル末期か? ホンダ『フィットRS』500km試乗で感じた課題と期待…土曜ニュースランキング
  4. シエンタの音がここまで変わる! 美しきフロント4ウェイの実力[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 後編
  5. 世界最軽量のV6エンジンが北京モーターショー2026で登場…今週のビジネス記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る