新日石、脱・石油時代に備えEVビジネスモデルを検証

エコカー EV
急速充電器イメージ
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新日本石油は5日、10月から東京・神奈川を中心とする22か所のENEOSサービスステーションで、電気自動車(EV)向けビジネスモデルに関する実証プロジェクト「ENEOS EVチャージステーション・プロジェクト」を開始すると発表した。

プロジェクトは、2011年3月までの間、SSでのEVへの急速充電サービスのほか、充電中の待ち時間を利用した洗車、点検などの付加サービスの提供、SSを拠点としたEVのカーシェアリングサービスの提供、個人モニターへのEV貸出しなどを行い、SSでのEV向けビジネスの事業性について検証するもの。

環境問題がクローズアップする中、ハイブリッドカーや電気自動車などのエコカーの需要が増える見通しで、ガソリン消費量の低迷は避けられない。このため、EV向けビジネスの早期に取り組み、生き残りを目指す。

今回の22か所のSSのうち、18か所のSSには太陽電池を設置して、SSの節電効果の検証を行うとともに、1か所には併せて蓄電池も導入して、太陽光発電による急速充電器への電力供給を行い、その技術的課題や経済性を検証する。

プロジェクトを展開しているSSは、共通のロゴデザインを設ける。

《レスポンス編集部》

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