BMW、南アフリカ工場の生産能力を増強

自動車 ビジネス 海外マーケット
3シリーズ
3シリーズ 全 2 枚 拡大写真

BMWグループは6日、南アフリカ共和国のロスリン工場に2億ユーロ(約260億円)の追加投資を行うと発表した。同工場の施設を拡張し、生産能力を45%増強する。

BMWは南アフリカ市場に1968年に進出。1975年には、BMWとしては初の海外生産工場を開設した。現在は『3シリーズ』などを生産。国内で販売するだけでなく、米国、カナダ、日本、東南アジア、オーストラリアなどに輸出している。

今回、BMWはロスリン工場に2億ユーロ(約260億円)を追加投資。工場の建物や生産ラインを拡張する。これにより、同工場の年産台数は6万台から8万7000台へ45%増加。約1100名を追加雇用し、3600名体制となる。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「今回の追加投資は、BMWが南アフリカ市場とロスリン工場の役割を重要視している証」とコメント。BMWグループは2012年、自動車部門で投下総資本利益率(ROCE)26%以上、売上高EBIT率8 - 10%の達成を目標に掲げており、南アフリカ工場の拡張もその一環と受け取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る