マツダ CX‐7、英国ではディーゼルオンリー

自動車 ニューモデル 新型車
CX-7 マイナーチェンジモデル
CX-7 マイナーチェンジモデル 全 5 枚 拡大写真

英国マツダは26日、『CX-7』のマイナーチェンジ仕様を英国で発売した。エンジンはガソリンを廃止し、新開発2.2リットル直4ターボディーゼルに1本化。ディーゼルが主流の市場で、拡販を狙う。

画像4枚:マツダ CX-7 マイナーチェンジモデル

マツダは2006年、新型クロスオーバーとしてCX-7を発表。エンジンは『マツダスピードアテンザ』から流用したMZR型ガソリン直噴2.3リットル直4ターボ(244ps、35.7kgm)で、スポーティな走りを訴求した。

2009年2月のカナダモーターショーでは、マイナーチェンジモデルを初公開。内外装をリファインし、商品力に磨きをかけている。

フロントはバンパーを変更し、5ポイントグリルを大型化。新型『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)や『MX-5』(日本名:『ロードスター』)にも通じるマツダのファミリーフェイスを構築する。リアもバンパーが新デザインに変更された。

インテリアはステアリングホイール、メーター、インパネセンターのデザインを一新し、質感がアップ。インパネセンターの最上段には2種類のモニターを新設し、ドライバーに情報を的確に伝える。ボディ剛性のアップやサスペンション設定の見直しで、ハンドリングが向上。NVHや風切り音の低減によって、静粛性も引き上げられている。

欧州向けのマイナーチェンジモデルは、9月のフランクフルトモーターショーで発表。新開発の「MZR-CD」型直噴2.2リットル直4ターボディーゼルがハイライトだ。

このエンジンはSCRシステムを導入。尿素水「AdBlue」を触媒の手前の排気管内に噴射し、排出ガスと化学反応させることで、排出ガス中の窒素酸化物を約40%も削減する。従来はトラックなどの大型車に採用例があるが、マツダはシステム全体の小型・軽量化に成功し、日本メーカーとして初めて乗用車への搭載を実現した。

最大出力は173ps、最大トルクは40.8kgm。ディーゼルならではの大トルクは、ガソリン2.3リットルターボを上回る。欧州複合モード燃費は13.3km/リットルで、排出ガス性能はユーロ5に適合。0-100km/h加速は11.3秒、最高速は199km/hと動力性能も充分だ。

英国では今回のマイナーチェンジを機に、ガソリンを廃止し、ディーゼル1機種に集約。現地価格は2万5785ポンド(約387万円)だ。英国のベストセラーSUV、日産『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)がガソリンとディーゼルの両方を用意していることを考えると、CX-7のグレード構成はシンプルかつ大胆。果たして、マツダの戦略は吉と出るか?

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  2. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  3. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  4. 三菱『パジェロ』新型のデザインはこうなる! 公式発表は2026年秋予定
  5. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  2. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
  3. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
  4. 自動車業界の現場が直面しているサイバーセキュリティの課題と実態【自動車セキュリティ解説 第1回】
  5. GaNで車載オーディオが変わる? 次世代D級アンプが示した高音質化の可能性
ランキングをもっと見る