箕浦ダイハツ社長「低燃費、低価格、省資源なクルマづくりを徹底」

自動車 ビジネス 企業動向
箕浦社長
箕浦社長 全 3 枚 拡大写真

ダイハツ工業は2日、2009年度第2四半期決算の発表を行った。その席上、箕浦輝幸社長は「低燃費、低価格、省資源なクルマづくり」を強調し、何度もその言葉を繰り返した。

軽自動車を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。というのも、ハイブリッド車の大幅な価格引き下げやエコカー減税によって、軽自動車の魅力が失われてきているからだ。しかも、来年4月からは自動車諸税の暫定税率廃止によって、軽自動車と小型車の税金が大幅に縮小される。

そのため、低燃費、低価格、省資源なクルマづくりを行い、軽自動車の魅力をユーザーに訴える必要があると考えたわけだ。「そこに、経営資源を集中していく」と箕浦社長は話し、「東京モーターショーで発表した『イース』(e:S)がその答えの第一弾」と付け加えた。

イースの投入は2 - 3年後になるそうだが、箕浦社長は社内に向かって、ダイハツが生き残るのには、その3つしかないと訴えている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る