IIHSの安全性評価…スバル全5車種が選出、トヨタはリスト落ち

自動車 テクノロジー 安全
スバル・レガシィ
スバル・レガシィ 全 12 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は18日、高い衝突安全性が認められる「2010トップセーフティピック」全27台を発表した。メーカー別ではスバルが5車種と最多。フォルクスワーゲン、ボルボ、クライスラーが4車種、ホンダ、GM、フォードが2車種などとなった。

画像12枚:IIHSトップ・セーフティ・ピック

IIHSの衝突テストは前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。また今年から、横転時の安全性を確認するルーフ強度テストの結果も反映された。

スバルは『レガシィ』『アウトバック』『インプレッサ』『トライベッカ』『フォレスター』と、米国で販売する全5車種がトップセーフティピックという快挙を達成。スバルオブアメリカのトム・ドール副社長兼COOは「全ラインナップがトップセーフティピックに選ばれた唯一のメーカーということを、誇りに思う」とコメントしている。

これに続くのがフォルクスワーゲン、ボルボ、クライスラーで、各4車種がトップセーフティピックに認定。フォルクスワーゲンは『ジェッタ』『パサート』『ゴルフ』『ティグアン』の主力4車種が選出され、ボルボは『S80』『C30』の乗用車系2モデル、『XC60』『XC90』のSUV系2モデルという結果だ。

ところで、前回は全11車種がトップセーフティピックに輝いたトヨタ(レクサスとサイオンを含む)は、今回はゼロ。BMW、マツダ、三菱、サーブも選ばれていない。2年連続でトップセーフティピックを維持していたホンダ『アコード』も落選。フォード『フュージョン』も今回はリストから外れた。IIHSは「アコードとフュージョンは、今年から始まったルーフ強度テストにおいて、最高評価でなかったため」と説明している。

米国ではNHTSA(運輸省道路交通安全局)も、同様の衝突安全テストの結果を公表している。IIHSのテスト結果がすべてではないにしても、トヨタのリスト落ちの衝撃は大きい。

カテゴリー別のトップセーフティピック全27台は以下の通り。

ラージカー
●ビュイック・ラクロス
●フォード・トーラス
●リンカーンMKS
●ボルボS80

ミッドサイズカー
●アウディA3
●シボレー・マリブ(2009年10月以降生産車)
●クライスラー・セブリング(オプションのESC装着車)
●ダッジ・アベンジャー(オプションのESC装着車)
●メルセデスベンツCクラス
●スバル・レガシィ(日本名:レガシィB4)
●スバル・アウトバック(日本名:レガシィ・アウトバック)
●VWジェッタセダン
●VWパサートセダン
●ボルボC30

スモールカー
●ホンダ・シビックセダン(オプションのESC装着車)
●キア・ソウル
●日産キューブ
●スバル・インプレッサ(WRXを除く)
●VWゴルフ

ミッドサイズSUV
●ダッジ・ジャーニー
●スバル・トライベッカ
●ボルボXC60
●ボルボXC90

スモールSUV
●ホンダ・エレメント
●ジープ・パトリオット(オプションのサイドエアバッグ装着車)
●スバル・フォレスター
●VWティグアン

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  2. 「EVは気になる。でも不安…」その声にヒョンデが出した「4つの答え」とは? 残価保証40%に返品保証も…『インスター』に乗って聞いて見えた新しいEVの選び方PR
  3. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
  4. 【日産 エルグランド 新型試乗】クラスの基準を塗り替える、高級ミニバンとして隙のない完成度…諸星陽一
  5. ホンダとGUがコラボ! 80~90年代レトロなモトクロスの世界観を最新アパレルに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  3. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  5. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
ランキングをもっと見る