【メルセデス・ベンツ E250CGI アバンギャルド 試乗】重厚なトルクと走りの質でメルセデスらしさを体現…松下宏

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデス・ベンツ E250CGI アバンギャルド 試乗】重厚なトルクと走りの質でメルセデスらしさを体現…松下宏
【メルセデス・ベンツ E250CGI アバンギャルド 試乗】重厚なトルクと走りの質でメルセデスらしさを体現…松下宏 全 12 枚 拡大写真

2.5リットルエンジンを凌ぐ動力性能

メルセデス・ベンツ『Eクラス』と『Cクラス』に直列4気筒の直噴ターボエンジンを搭載したモデルが追加された。最近のエンジン排気量のダウンサイジングの流れを象徴するモデルである。そしてEクラスの『E250CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド』は、輸入車として初めてエコカー減税に適合するガソリン車となった。

【画像全12枚】

非適合のE250CGIブルーエフィシェンシーに比べ、アバンギャルドは80kg重くなることで適合を受けているので、このエコカー減税への適合はやや無理やりといった感じがないでもないが、ガソリン車として初の適合であるのは確かだ。国産車でもオプションの装着によって非適合から適合に変わるケースが多数あるのだから、少々無理があってもアバンギャルドの適合に文句をつける筋合いの話ではない。

E250という名前は2.5リットルエンジン並みの動力性能を持つことを意味するのだが、E250CGIは150kW(204ps)/310Nmのパワー&トルクを発生する。これは2.5リットル級というか、3.0リットル級といえるような動力性能である。

◆1.8リットルターボとは思えないレベル力強さ

先に書いたようにE250CGIは車両重量がかなり重く、E350並みの1780kgもあるのだが、走りそのものはとても1.8リットルターボとは思えないレベルのものだ。E350の滑らかな力強さやE550の豪快な走りと比べたら、E250CGIの走りには物足りなさを感じるかも知れないが、日本の道路交通環境の中では必要にして十分な動力性能といえる。

ターボ仕様のエンジンらしくトルク感に優れた走りが特徴で、低速域のトルクもしっかり確保されているので、アクセルの踏み込みに応じてそれなりに力強さのある気持ち良い加速感が得られる。

トランスミッションは電子制御5速ATが組み合わされていて、これもまずまず気持ちの良い走りにつながっている。アバンギャルドには標準のE250CGIには設定のないパドルシフトが装備されているので、これを操作して積極的な走りを楽しむこともできる。

ほかのEクラス車には電子制御7速ATの7Gトロニックが搭載されているから、5速と7速で記号的には物足りなさがあるし、当然ながら変速フィールでも7Gトロニックには及ばない面があるが、E250CGIの5速ATも必要にして十分という印象だ。

しっかりした乗り味を感じさせる硬めの足回りはいかにもメルセデス・ベンツらしいもの。アバンギャルドには40タイヤが装着されているので、これも硬めの乗り味につながっていると思う。

同時に、やや硬めの座り心地を感じさせるシートと合わせていかにもドイツ車、メルセデス・ベンツ車に乗っているという気分になる。インテリア回りのクォリティもEクラスそのもので、落ち着いた感じの木目パネルの使い方なども含めて文句のない仕上がりだ。

◆軽快さが魅力のC250 CGI ブルーエフィシェンシー

今回は同時に『Cクラス』のステーションワゴンにも試乗したが、C250 CGI ブルーエフィシェンシーは車両重量が1620kgでE250CGIに比べて大人二人分くらい軽いため、走りの軽快さという点ではこちらが上位にくる。単純に走りだけを楽しみたいなら、C250CGIのほうがお勧めできる感じだ。

ただ、Eクラスのボディは後席の居住空間などでCクラスとは明確な違いがあるし、インテリア回りのクォリティにも大きな違いがある。騒音レベルなどの快適性でもEクラスが上回っている。それなりに違いがあるからEクラスとCクラスにはそれぞれの存在意義があるわけで、価格差を含めてどちらを選ぶかは個々のユーザーの考え方によるだろう。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これが日産『スカイライン』次期型だ! V6ツインターボをハイブリッド化で、最大420馬力
  2. 体感温度を約16度下げて熱中症対策、ペルチェ冷却×送風ファン搭載「氷脈ファン」発売
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり復活、2026年秋初公開へ「シリーズ展開」も
  4. これがレクサス『UX』次期型の顔だ! ハイブリッド継続で2026年内に登場か
  5. 新型トヨタ『ハイラックス』用GRパーツ登場! スタイルと機能性を両立した6アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ボルボ・トラック、新パワートレイン発表…EVは航続700km実現
  4. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
  5. アウディA5シリーズにPHEVモデル追加、EV走行最長110kmを実現…1151万円から
ランキングをもっと見る