【トヨタ マークX 試乗】ハイブリッドを超える魅力に乏しい…松下宏

試乗記 国産車
マークX
マークX 全 4 枚 拡大写真

ハイブリッド車ばかりに注目が集まる資源・環境の時代において、FRの上級セダンがどのように生き延びていくか、トヨタ『マークX』の立ち位置はとても難しいものになってきた。

【画像全4枚】

そんな中でフルモデルチェンジされた2代目マークXは、FR車ならではのすっきりしたステアリングフィールや2.5リットルと3.5リットルのV型6気筒エンジンの吹き上がりの良さなど、そこそこよくまとめられたクルマではある。

でも、『プリウス』や『SAI』、あるいはレクサス『HS250h』などに対して積極的に選びたいという気持ちにさせる部分がどれだけあるかといえば、ハイブリッド車に対する優位性を感じるユーザーは少ないのではないか。

ベース車で1510kgという重さは何とも軽量化努力が足りないことを示すものだし、リラックスセレクションを選択すると1520kgになって燃費が悪くなるのにエコカー減税が適用されるという設定も、本当にユーザーのことを思ってのことなのかどうか。

ハイブリッド車を超えるような新しい魅力が提示されなかった点で、もうひとつ物足りなさを感じざるを得なかった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ クラウン スポーツ 改良新型、PHEVに新グレード「SPORT Z」追加…9月21日発売
  2. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  3. 新型200ccエンジン搭載! ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』が登場、インドで発売
  4. メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 新型、入門モデル「53」追加…544馬力モーターと800Vバッテリーで航続800km超
  5. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
ランキングをもっと見る