BMW Z4 のレース専用車を発表…480psV8

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
Z4(市販車)
Z4(市販車) 全 2 枚 拡大写真

BMWは21日、『Z4 GT3』の概要を明らかにした。『M3』用の4.0リットルV8をチューンした480psユニットを搭載するレース専用車である。

車両の開発はBMWモータースポーツが担当。FIA GT3欧州選手権をはじめ、インターナショナルGTオープン、ADAC GTマスターズなどの参戦に必要なGT3レギュレーションを満たすレーシングカーだ。

市販の『Z4』にはV8搭載車は存在しないが、Z4 GT3では、M3用の4.0リットルV8を移植。そのチューンには、レース専用車の『M3 GT2』のノウハウが生かされた。

コンピューターは「408ECU」と呼ばれるものに交換。さらに「パワー400」と命名されたコントロールユニットを装備する。これにより、Z4 GT3は最大出力480psを獲得。市販のM3に対して、60psのパワーアップに成功した。トランスミッションは6速シーケンシャル。レーシング仕様のABSも装備される。

Z4 GT3は2010年4 ‐ 6月から、モータースポーツ関係者に販売開始。価格は29万8000ユーロ(約3880万円)を予定している。なお実車の写真は、現時点では公表されていない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る