19日早朝、長崎県長崎市内の自動車専用道路(県道)で、非常駐車帯にトラックを止め、車外で点検をしていた65歳の男性に対し、後ろから進行してきた軽トラックが衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。
長崎県警・浦上署によると、事故が起きたのは19日の午前6時30分ごろ。長崎市昭和3丁目(N32.47.54.1/E129.52.21.3)付近の川平有料道路で、非常駐車帯に中型トラックを止め、車外の点検を行っていた65歳の男性に対し、後ろから進行してきた軽トラックが突っ込んできた。
クルマは凍結路面でスピンし、制御を失った状態で男性に衝突。男性は弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、約2時間後に出血性ショックが原因で死亡している。警察では軽トラックを運転していた時津町内に在住する49歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は片側1車線の緩やかなカーブ。当時は前日からの降雪で路面が凍結して滑りやすい状態だった。事故を起こした軽トラックは夏タイヤのままで、チェーンも着装していなかった。