ヤマハ、禁止後もアスベスト含有製品を販売

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ヤマハ発動機は、アスベスト含有製品の製造・販売が禁止された2004年10月以降にアスベストが含有するブレーキパッドなどを販売していたことが明らかになったと発表した。

労働安全衛生法施行令で、アスベストをその重量の1%を超えて含有する特定10品目(ブレーキパッド、ブレーキシューを含む)の製造・輸入・譲渡・提供・使用が同日から禁止されている。

同社は、1999年からグループ会社を含め全社的に完成品、補修用部品のノンアスベスト化に向けて活動してきた。しかし、対策に一部不備があり、台湾で製造する補修用部品の一部にアスベストを含有したブレーキパッド、ブレーキシューを2006年10月以降も輸入、販売していたことが判明した。

ブレーキパッド、ブレーキシューの健康への影響については、外部の分析会社にて調査・分析を実施する。過去に同社が調査した他のブレーキシューの分析結果では、空気中への飛散濃度は法定基準以下の数値だったとしている。 該当する対象補修用部品の在庫品は法令に則って最終処分するほか、すでに販売済の補修用部品についても、改修する。

《レスポンス編集部》

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