【JNCAP】2009年度後期分の評価試験を報道陣に公開

自動車 テクノロジー 安全
JNCAP総合
JNCAP総合 全 6 枚 拡大写真

独立行政法人の自動車事故対策機構(NASVA)は20日、2009年度後期分の自動車アセスメント(評価試験)を報道関係者に公開した。オフセット前面衝突試験は後席乗員保護性能についても今年度か評価されることになっている。

この日に実施されたのはトヨタ『マークX』のオフセット前面衝突と、ホンダ『ステップワゴン』の側面衝突と後面衝突頚部保護性能の3試験。

今年度からは後席の安全性に評価対象に含めており、オフセット前面衝突試験においては、これまで助手席に搭載していた男性型ダミーを女性型に変更したうえで、後部左側座席にシートベルト着用状態で搭載。この状態でアルミハニカムバリアへ衝突させ、後部座席乗員の傷害値を測定している。

後面衝突頚部保護性能は2008年に実証実験が報道公開されているが、これも今年度から正式試験となった。シートを固定した台車に衝突材を高圧な空気で打ち付けるという方法で追突状態を再現するというもの。実車での試験ではないが、同じ結果を得られることが確認できたことから、この方法を用いていると説明がなされた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る