伝説のマスタング、45年ぶりに復活

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GT350とオリジナルの1965年式GT350
GT350とオリジナルの1965年式GT350 全 9 枚 拡大写真

キャロル・シェルビー率いるシェルビーアメリカンとフォードは22日、2011年モデルの『マスタング』をベースにしたパッケージオプション、『シェルビーGT350』を発表した。500psのスーパーチャージャーを搭載するマッスルカーだ。

画像9枚:シェルビー GT350

キャロル・シェルビー氏は1923年、米国生まれの87歳。1958 - 59年、F1に参戦したのをはじめ、1959年のルマン24時間レースでは、見事優勝を果たした。

レース引退後、シェルビーアメリカンを設立。1962年には名車中の名車といわれる『シェルビーコブラ』を発表する。また、フォード車のチューニングも手がけるようになり、シェルビーがチューンした『GT40』が、1966 - 69年、ルマン24時間4連覇という偉業を成し遂げた。

そんなシェルビーアメリカンがフォードレーシングと共同開発したのが、シェルビーGT350。新たに5.0リットルV8を得た2011年モデルの「マスタングGT」をベースに、トータルチューンを施したパッケージオプションである。

エンジンには、スーパーチャージャーが追加され、最大出力500psを発生。これはマスタングGT比で、88psパワフルだ。トランスミッションは6速MT。足回りはフォードレーシングがチューニングを担当し、ラスベガスモータースピードウェイで、走行テストを繰り返した。

スプリングやスタビライザーは強化。ブレーキはBaer製が奢られ、タイヤはグッドイヤー、19インチのアルミホイールはCragar製だ。外観はバンパーやボンネットが専用デザインとなり、シェルビーらしい迫力を演出。ブルーの「ルマンストライプ」もシェルビーの伝統だ。室内は、Aピラーに油圧計やブースト計が配される。

シェルビーGT350は、2011年モデルのマスタングGTのパッケージオプションという形を取り、全米のフォードディーラーを通じて販売。価格はベース車両別で3万3995ドル(約307万円)となる。

今年は伝説のマスタング、1965年式『シェルビーGT350』がデビューして45周年。しかし、ベース車両のマスタングGTが約3万ドル(約270万円)であることを考慮すると、このパッケージオプションを選択する顧客は限られそうだ。

《森脇稔》

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