人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?

トヨタ ヴォクシー 次期型の予想CG
トヨタ ヴォクシー 次期型の予想CG全 6 枚

トヨタの人気ミニバン『ノア/ヴォクシー』が、次世代に向けて大きく進化する可能性がある。注目されるのはデザインだけではない。新開発の1.5L直列4気筒エンジンを軸とした、新たなパワートレインが採用される可能性も見えてきた。

【画像】トヨタ ヴォクシー 次期型の予想CG

現行ノア/ヴォクシーは、2022年1月に発売された4代目だ。TNGAの考え方を取り入れたプラットフォームを採用し、広い室内やスライドドアの使い勝手に加え、最新の「Toyota Safety Sense」などを投入した。さらに2026年4月には一部改良が発表され、5月6日に発売された。通常モデルではハイブリッド車にラインアップを集約するなど、電動化をさらに進めている。

◆早ければ2027年にも登場

いっぽう次期型について、入手している情報などを総合すると、早ければ2027年にも登場する可能性がある。現行型の実用性を継承しながら、デザイン、パワートレイン、安全・快適装備まで大幅に進化しそうだ。

そこでスクープ班では、次期ヴォクシーをイメージした予想CGを制作した。

フロントマスクは、近年のトヨタ車で採用が広がっている「ハンマーヘッド」を意識した。左右の薄型LEDを横方向へ伸ばしてワイド感を強調するいっぽう、ヴォクシーらしい押し出しの強さを残すため、バンパー中央には大型ブラックメッシュグリルを配置した。さらにグリルを太いフレームで囲み、シャープな上部LEDと組み合わせることで、現行型の迫力を残しながら、より立体的な表情としている。

ボディサイドはスクエアな基本シルエットを維持しつつ、Aピラーからルーフへつながるラインを滑らかに処理した。ウインドウ下端を後方へわずかに持ち上げ、大径ホイールや立体的なサイドシルを組み合わせることで、低くワイドに見せるデザインを予想した。

トヨタ ヴォクシー 次期型の予想CGトヨタ ヴォクシー 次期型の予想CG

◆次期型で注目すべきはパワートレイン

そして次期型でデザイン以上に注目したいのが、パワートレインだ。

現行モデルは1.8L直列4気筒「2ZR-FXE」を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、2WDではWLTCモード燃費23.4~23.6km/Lを実現している。

しかしトヨタは現在、電動化を前提として設計した、排気量1.5Lおよび2.0Lの直列4気筒エンジンを開発中だ。特に1.5Lエンジンには自然吸気とターボが用意される。従来エンジンより小型化することで、低いボンネットや空力性能に優れた車体設計にも貢献できるという。トヨタはモーターを積極的に活用することで、エンジン単体ですべての走行領域をカバーする必要がないという、新たな考え方も示している。

◆次世代HEVが主力、ガソリンターボは?

この新1.5Lエンジンが次期ノア/ヴォクシーに搭載されれば、現行の1.8L HEVからダウンサイジングすることになる。スクープ班では、新1.5L自然吸気エンジンとモーターを組み合わせた次世代HEVが主力になると予想する。システム最高出力は150~160ps前後、2WDのWLTCモード燃費は24~26km/L程度まで伸びる可能性がありそうだ。

さらに興味深いのがガソリン車だ。トヨタが開発する新1.5Lエンジンにはターボ仕様も存在するため、将来的には現行の2.0L自然吸気エンジンに代わり、1.5Lターボを搭載するというシナリオも考えられる。もっとも、2026年の改良で通常モデルはHEVに集約されており、次期型でもHEV専用車となる可能性はある。したがって1.5Lターボについては、今後の動向を見極める必要がある。

トヨタ ヴォクシー 現行トヨタ ヴォクシー 現行

◆サイズと価格とのバランス

基本骨格は、現行型で採用したTNGAのプラットフォームをさらに発展させ、ボディ剛性や静粛性、サスペンションを熟成する方向が有力だ。

室内では、大型インフォテインメントディスプレイやデジタルメーター、コネクテッド機能のさらなる進化が予想される。安全装備についても、登場時点の最新Toyota Safety Senseを採用し、高速道路を含めた運転支援機能の高度化が期待される。

『アルファード/ヴェルファイア』が高級路線を強めるいっぽう、ノア/ヴォクシーに求められるのは、扱いやすいサイズと広い室内、そして価格とのバランスだ。次期型はその強みを守りながら、新1.5L HEVによる低燃費と走り、最新トヨタ車に通じるデザイン、そして上級ミニバンに迫る質感を手に入れることになるのか。

早ければ2027年にも予想される世代交代に向け、人気ミニバンの進化に注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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